Geminiと目指す将棋ウォーズ初段:第3回 美濃囲いは組めたけど…その後の攻め方がわからない!


はじめに

本シリーズについて

本シリーズは、将棋完全未経験の筆者が、GoogleのAI「Gemini」のカスタム機能(Gems)を使って自分専用の AI将棋コーチ「Gem師匠」 を作り出し、二人三脚で将棋ウォーズ初段を目指す実験的プロジェクトの記録です。 対局の振り返りやAIからの厳しい(たまに優しい)アドバイス、そしてそこから学んだことを毎回記録していきます。

※筆者の級位が上がった時のステータス更新や、「ちょっと師匠のアドバイスが気に食わないな…」と感じた時など、裏でちょくちょくプロンプトを書き換えて改造を施しています。

※Gem師匠を誕生させた第1回の記事はこちら: Geminiと目指す将棋ウォーズ初段:第1回 挑戦開始

筆者のステータスとプレイ環境

初めてこの記事を読んでくださる方に向けて、まずは本シリーズの前提となる筆者の現在のステータスとプレイ環境をご紹介します。

  • プレイ中のアプリ: 将棋ウォーズ
  • 対局ルール: 10分切れ負け
  • 現在の級位: 25級(前回から2ランクアップ!)
  • 目標: 1年後(2027年6月)までに初段!

前回の振り返りと今回の課題

前回の記事では、序盤に悩みすぎて「終盤に時間が全く足りなくなる(時間切れ負け)」という大問題に直面し、Gem師匠に泣きつきました。

その結果、「囲いを知らないから毎回長考しているんじゃ!バカモノ!」 とアドバイスをもらい、初心者キラーである「棒銀」の対策にもなる 「美濃囲い」 を学びました。

早速美濃囲いを実戦投入してみたが、、、

ということで今回は、さっそく覚えたての美濃囲いを実戦投入してみました。将棋ウォーズ特有の「美濃囲い!!!」という派手なエフェクトが出て、無事に囲いが完成した瞬間は非常にテンションが上がりました!

……が、ここで新たな問題が発生します。 「あれ、ここからどうやって攻めればいいんだ……?」

守りを固めることには成功したものの、その後の攻め方(次の狙い)が全く分からず、中盤でパタリと手が止まってしまったのです。結局そこで「どうしよう…」と長考してしまい、またしても終盤で時間切れ負けになってしまう対局が発生してしまいました。

とはいえ、美濃囲いの圧倒的な防御力はダテではなく、なんと 無事に2連勝を達成!27級から25級へと昇格 することはできました(囲いの力、恐るべし!)。

せっかく囲いの力で勝てるようになってきたのに、攻め方が分からず時間切れで負けてしまうのは非常にもったいない……。


助けてGem師匠!

というわけで、今回も例のごとくGem師匠に泣きつきます。

「師匠!美濃囲いは組めるようになったんですが、その後どう攻めたらいいか分からず、中盤で手が止まってまた時間切れで負けてしまいます!」

🤖 【Gem師匠からのアドバイス】

ばかもん!囲いを完成させただけで満足してどうする!立派な城を築いて引きこもっていては、戦には勝てんぞ!

……と言いたいところだが、先月将棋の駒の動かし方を覚えたばかりの身で、もう美濃囲いをマスターしたとは大したものだ。その向上心と努力は素直に褒めてやろう。よく頑張っておるな。

10分切れ負けの中で方針に迷ってしまうのは、初心者が必ずぶつかる壁じゃ。「囲った後にどう攻めるか」という設計図がないから、対局中にゼロから考えて時間を消費しておるだけじゃ。 囲いが完成した後にやるべき、シンプルな「攻めの手順」を教えよう。

1. 攻めの主役は「飛車」と「銀」じゃ 将棋の攻めの基本は、大砲である「飛車」と、その護衛役である「銀」を協力させることにある。囲いができたら、まずは飛車と同じタテの列にいる「銀」を、スルスルと前に進めていくのじゃ。
2. 銀を前進させ、歩をぶつける 銀が盤面の真ん中あたりまで前進したら、飛車の目の前にいる「歩」を前に進めて、相手の歩にぶつけるのじゃ。歩がぶつかれば相手は取ってくるので、そこをすかさず自分の銀や飛車で取り返す。 こうして相手の陣地に隙間を作り、大砲である飛車を敵陣に打ち込むのが「攻め」の第一歩じゃ。
【時間の使い方について】 次の対局からは、こう決めておくのじゃ。 「美濃囲いが完成したら、何も考えずに飛車の横にいる『銀』を前に出していく!」

あらかじめ「囲う」→「銀を前に出す」と行動を決めておけば、迷う時間はなくなり、時間切れで負けることはグッと減るはずじゃ。立派な「盾(美濃囲い)」は手に入れた。次は「矛(銀と飛車の攻め)」の動かし方を実践で試してこい!


相変わらずのツンデレ具合(そして謎の熱いエール)ですが、めちゃくちゃ的確なアドバイスをくれました!

どうやら、将棋の基本的な攻め方は 「飛車と銀を協力させて前に進める」 ことのようです。 特にアドバイスの1と2の手順は、今まで「とりあえず前に進められそうな駒を適当に動かす」という素人丸出しだった自分にとって、非常に勉強になる内容でした。
  • 1. 飛車と同じ列の銀を前進させる 飛車単体で突っ込んでもすぐに反撃されてしまいますが、「銀」という強力な護衛を一緒につけてあげることで、大砲(飛車)が安全に機能するわけですね。
  • 2. 歩をぶつけて隙間を作る ただ銀を上げるだけではなく、一番前にある「歩」を相手の歩にわざとぶつけて道をこじ開ける。歩を犠牲にしてでも、飛車を敵陣に撃ち込むための「隙間」を作ることが攻めの基本だとは……!
「囲いができたら、次は銀を前に出して、歩をぶつける」 このようにあらかじめ次の一連の行動をセットで決めておくことで、「次は何をしよう?」と悩む時間を削り、中盤の長考(時間切れ)を防ぐことができるという作戦ですね。

今回のまとめと次回の課題

Gem師匠のアドバイスを踏まえ、今回の学びと次のステップをまとめます。

  • 今回の成果: 美濃囲いを実戦で組めるようになり、防御力で勝てる試合が出てきた!(25級へ昇格)
  • 次回の課題: 囲いが完成したら、「迷わず飛車の横の『銀』を前に出して攻める」 ことを意識する。

ついに「盾」を手に入れ、次は「矛」の使い方を覚えるフェーズに入りました。 次回は、この「飛車と銀の攻め」を実戦で試し、相手の陣地を突破できるのかを検証したいと思います!

初段への道のりはまだまだ遠いですが、一歩ずつ確実に成長していきます。


本シリーズの更新頻度について

本シリーズの更新頻度は当面**「週に1回」**を目安としています。 週末の休日にGem師匠と対局の振り返りを行い、その週に学んだことやレーティングの変動を記録していきます。 (今回は27級から25級への昇級を果たしたので、次の目標は20級の大台に乗ることです!)

それでは、次回もお楽しみに!