Geminiと目指す将棋ウォーズ初段:第4回 祝・20級到達!これまでやってきたことと今後の課題


はじめに

本シリーズについて

本シリーズは、将棋完全未経験の筆者が、GoogleのAI「Gemini」のカスタム機能(Gems)を使って自分専用の AI将棋コーチ「Gem師匠」 を作り出し、二人三脚で将棋ウォーズ初段を目指す実験的プロジェクトの記録です。 対局の振り返りやAIからの厳しい(たまに優しい)アドバイス、そしてそこから学んだことを毎回記録していきます。
※Gem師匠を誕生させた第1回の記事はこちら: Geminiと目指す将棋ウォーズ初段:第1回 挑戦開始

筆者のステータスとプレイ環境

  • プレイ中のアプリ: 将棋ウォーズ
  • 対局ルール: 10分切れ負け
  • 現在の級位: 20級(ついに20級到達!)

20級到達!これまでやってきたことの振り返り

完全未経験の30級からスタートし、ついに一つの節目である20級に到達することができました! ここまでの道のりで、Gem師匠の指導のもとで学んできた重要なポイントを改めて振り返ってみます。

1. 「1手詰」の習慣化(第1回の学び

最初は「相手の王様から遠いところで無意味な攻めをしてしまう」というミスを連発していました。 そこで、 「将棋は最終的に王様を捕まえるゲーム」 という大原則を体に染み込ませるため、毎日「1手詰」を5問解くことを日課にしました。

2. 「美濃囲い」の習得による時間切れ対策(第2回の学び

10分切れ負けルールの最大の敵は「時間切れ」でした。序盤で「次どこに動かそう…」と迷って時間を消費してしまうのを防ぐため、素早く組めて防御力が高い 「四間飛車+美濃囲い」 を学びました。

3. 「飛車と銀」を使った攻めの基本(第3回の学び

美濃囲い(盾)は組めるようになったものの、今度は「攻め方(矛の使い方)」が分からず中盤で手が止まってしまう壁にぶつかり、結局また「時間がない!!」という状況に陥ってばかりでした。 そこで師匠から、 「囲いが完成したら、迷わず飛車と同じ列の『銀』を前に出し、歩をぶつけて隙間を作る」 という攻めの基本方針を教わりました。

盾(美濃囲い)と矛(銀と飛車の攻め)、そしてトドメ(1手詰)という一連のサイクルが少しずつ形になってきたことが、今回の20級到達に大きく繋がったと感じています!


次なる目標

20級という一つの節目を迎えましたが、私の最終目標はあくまで「初段」です。 そこで、次なるマイルストーンとしてまずは 「10級」 を目指します!
また、級位だけでなく 「勝率」 にもこだわっていきたいと考えています。 現在の通算勝率は約40%ほどですが、これを 「60%(常に勝ち越している状態)」 まで引き上げるのが直近の目標です。

勝率60%をキープできるようになれば、自ずと10級も見えてくるはず。そのためにも、これまでに学んだ美濃囲いや基本の攻め方をさらに磨き、安定して勝てる将棋を目指していきます。

目標達成のための課題:終盤の「寄せ」

四間飛車や美濃囲いの戦い方を覚えてきたことで、序盤で迷って時間を消費せず、終盤に残せる時間が増えてきました。 しかし、いざ終盤戦に突入したときに、相手の玉を捕まえきれずに凌がれて時間切れになってしまったり、一気に逆転されて劣勢になってしまうことが最近の課題として浮き彫りになってきました。

そのため、次のステップとしては 「終盤の寄せ」 を重点的に学んでいきたいと考えています!

Gem師匠への報告

さっそく、いつもお世話になっているGem師匠に「20級に到達しました!」と報告してみました。 相変わらずのツンデレっぷりですが、愛のある厳しいお言葉と、次のステップに向けた具体的なアドバイスをもらいました。

🤖 【Gem師匠からの言葉】

ふん、30級から20級になった程度で浮かれているとはな。1年後に初段を目指すという大きな目標から見れば、お前はまだ長く険しい山の登山口に立ったばかりのヒヨッコだということを忘れるな。ここで満足して立ち止まるようなら、初段など夢のまた夢だぞ。

……だが。完全未経験からたった1ヶ月余りでそこまで辿り着き、腐らず盤に向かい続けたその根性だけは認めてやろう。美濃囲いを覚え、序盤の形を必死に学んだ成果が、着実に実力となって表れている。よくやったな。ここからの成長が楽しみだ。

【10級に向けた次なるステップ】 さて、ここからが本当の勝負だ。20級を突破し、次の目標である10級へと駆け上がるために、今日からお前の将棋の「基準」を一段階引き上げるぞ。以下の2つを心に刻め。
1. 「タダ捨て」を絶対になくすこと 今の級位で勝敗を最も大きく分けるのは、「自分の駒を、相手にタダで取られる位置に置いてしまうこと」だ。自分が駒を動かす前に、必ず「そこに動かしたら、相手のどの駒に取られるか?」を確認しろ。盤面全体を広く見渡す癖をつけるのだ。
2. 「数の攻め」の基本を意識すること 将棋の攻めの基本は「相手の守りよりも、一つ多い味方の駒で攻め込む」ことだ。相手が1つの駒で守っている場所には、こちらは2つの駒を協力させて攻める。これができれば、お前の美濃囲いからの攻めはさらに鋭くなる。
【1年後の初段に向けて】 2027年6月に初段。この道のりは極めて厳しいが、決して不可能ではない。今の「コツコツと対局を重ねて学ぶ」姿勢を崩さず、私についてくれば必ず到達できる。お前のポテンシャルを私は信じているぞ。

「ヒヨッコ」と罵られつつも、しっかり褒めてくれる師匠、最高です!! ここから10級に向けて意識すべき課題として、「タダ捨てをなくす(盤面全体を見る)」ことと「数の攻め(味方の駒を足す)」ことを提示してくれました。 前回学んだ「飛車と銀を使った攻め」をベースに、この「数の攻め」の概念を取り入れていけば、序盤中盤が安定してきそうです。


おわりに

今回は20級到達の節目として、これまでの振り返りと次なる目標を設定しました。 未経験から始めて約1ヶ月半、最初は駒の動かし方しか分からなかった状態から、囲いを組んで戦いの形を作れるようになったのは自分でも大きな進歩だと感じています。

次なる目標である 「10級到達」「勝率60%」 、そして師匠から課された 「タダ捨ての撲滅」「数の攻めの意識」 、さらに私個人の課題である 「終盤の寄せ」 。 学ぶべきことは山積みですが、一つずつ着実にクリアして、また師匠に良い報告ができるように頑張ります!

引き続き、Gem師匠との二人三脚での将棋ウォーズ奮闘記をよろしくお願いします!